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新型コロナで広まる「钉钉」のオンライン教育活用|中文読解

投稿日:2020年3月9日

文章の概要

新型コロナウィルスで中国各地の小中学校、高校、大学が春節以来休みとなっている中で、オンラインの授業が爆発的に活用され始めています。
中でも「钉钉(釘釘)」というアプリが急速にシェアを伸ばしています。

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<音声再生 by リンリン先生

※再生まで5~10秒ほどかかる場合があります。

 

新型肺炎影响下爆发的「钉钉」线上教育

 

2月24号,在河北衡水中学举行了【开学仪式】。

戴着口罩的校长在没人的操场演讲,学生们在线上看直播

 

在新型肺炎疫情的影响下,在中国各地的小学,中学,高中,大学,大家开始爆发线上教育热潮,各个平台的用户数量比以前多10倍。

而且各个平台之中用户增长速度最快的平台是叫「钉钉」的App。

 

 

「钉钉」是本来在阿里巴巴集团上班的陈航CEO开发的。

陈航是阿里巴巴的社交产品「来往」的负责人,可是2014年「来往」失败了之后,他决定开发便于在工作场景上使用的沟通工具。

跟一家IT企业合作,他完成了「钉钉」的第一版。

 

 

「钉钉」本来是为了企业活动开发的,可是从2018年开始进入教育领域以来,和各地的教育局,学校,班主任,家长沟通,根据教育场景的需求,强化直播功能,加入通知家长功能,线上提交作业批评功能,线上考试功能,线上课堂功能等,不断地改善「钉钉」。

 

 

然后这次疫情流行期间,很快普及到全国,全国各地的学校和老师们进入到「钉钉」。

2月5号在美国苹果公司的App Store上「钉钉」首次超过微信获得第一名,下载量到现在一直维持在App Store排名上的第一名。

因为普及度太高,很多休假期间不想上课的小学生生气,在App Store上给钉钉【一颗星】的差评

 

 

钉钉的负责人方永新说,“除了我们以外还有提供线上教学服务的企业,可是是教育局,学校,老师,学生们自发推广钉钉的”

日本語訳

2月24日、河北衡水中学では「クラウド型始業式」が行われた。

マスクを付けた校長が、誰もいない運動場で演説をしている。

生徒たちは(家から)その様子をライブストリーミングで視聴している。

 

 

新型コロナウィルスの影響で中国各地の小中高および大学の始業が遅れている中で、オンライン授業が爆発的に活用され始めており、各サービスのユーザー数は以前の10倍になっているという。

その中でも大きくシェアを伸ばしているのが「钉钉(釘釘)」というアプリである。

 

 

「钉钉」はもともとアリババグループので働いていた陳航CEOが立ち上げた。

陳航はアリババのSNS「来往」の責任者だったが、2014年に「来往」が失敗すると、仕事の現場で便利に使えるコミュニケーションツールの開発を決意。

とあるIT企業と協力し、顧客の間を駆け回りながら、「钉钉」の初版を完成させた。

 

 

「钉钉」はビジネス用に開発されたツールであったが、2018年から教育現場にも参入し始めた。

各地の教育局や学校、担任教師、保護者に意見を聞きながら、教育の現場のニーズに合わせて、ライブストリーミング機能の強化や保護者への通知機能、オンラインでの宿題の提出や添削機能、オンラインテスト機能、オンラインの全体授業機能など、アップデートを進めてきた。

 

 

それが今回の新型コロナウィルスの流行している間に全国に一気に広まり、全国各地の学校や生徒たちが一斉に「钉钉」に流入してきた。

2月5日に「钉钉」はAppleのAppストアで初めてWeChatを超えて1位になり、ダウンロード数は現在に至るまでAppストアのランキングで首位を保っている。

あまりにも普及度が高いため、せっかくの休みに勉強させられることに腹を立てた全国の小学生が、Appストアでこのアプリに「星1」の低評価をつけるような現象まで起こっている。

 

 

「我々以外にもオンライン教育を提供するサービスはありましたが、もともと钉钉を使ってくれていた教育局や学校、教師、生徒の皆さんが自発的に钉钉を推薦して、広めてくれたのです。」と钉钉の責任者、方永新氏は語る。