中国旅日記「茶山竹海」

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中国西南部にある重慶市。

と言っても、この竹藪があるのは、

重慶市内から2時間ぐらいバスに乗った先にある永川というエリアです。

重慶市にはあちこちに竹藪があるのですが、

有名どころはこの茶山竹海です。

 

この竹藪に行くためには、市内から永川に着いたらバスに乗るか、

タクシーをチャーターして山に登る必要があります。

 

重慶市内から日帰りで行きましたが、

行き方にもよりますが往復6時間以上掛かるので、

結構大変でした。

 

日本から重慶への直行便はないので(2017年10月)、

どこか経由でくるしかないでしょう。

 

名前の通りお茶が植えられている山なので、

道半ばまで写真のような茶畑が広がってます。

標高が高くなってくると、気温も下がり、

竹、竹、竹、ほぼほぼ竹しかない山になります。

 

茶山竹海は、Lovers(中国名:十面埋伏)という映画の撮影現場として有名です。

金城武が出てて、戦闘シーンで竹藪を切りまくる映画だった覚えがあります。

 

竹ってそんなに切りやすいの?!という突っ込みもあるところですが、

敵ばかりという中国名ながら、英語名がなぜLoversなのかも不思議なところです。

 

入場料オンシーズン40元(約640円)、オフシーズン30元(約480円)です。

永川から現地のタクシーをチャーターして行ったのですが、

なぜか裏道を通って、一応門番はいるのですが、

入場料を買わずに入って行きました。

 

「もらったタクシー代に入場料が含まれているんだ」と言ってましたが、

見せてくれたチケットの日付は半年前、

門番に賄賂を渡してるのがあからさまでした。

 

おみやげ屋さんでは、竹製品がいっぱい売られていました。

 

映画ファンの方は、たまらない場所だと思います。

 

筆者:三元ミルク