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日本社会のニート問題|中文読解

投稿日:2020年3月2日

文章の概要

日本社会におけるニートの問題について、中文で解説しています。

中国語本文

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<音声再生 by リンリン先生

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<本文>

在日本社会的啃老族

随着老龄化和少子化越来越严重,人口和劳动力减少的日本社会中,年轻人的【啃老族】问题变成了一个尽快要解决的社会问题。

 

 

在日本啃老族被称呼为NEET,就是取Not in Employment、Education or Training的首字母。

根据日本厚生劳动省的定义,NEET指是15-34岁的年轻人,并且没有工作或没有在受教育或职业训练过程的人。

 

 

日本啃老组的问题是在90年代呈现出来的。当时的总人数是50到60万人,18年的啃老族的总人数是71万人。

 

这20多年虽然总人数没有很大的变化,可是在人口减少的日本社会中,这些啃老族的比例上升了,现在已经占日本总人口的2.5%。

 

 

这样的情况下,一般人对啃老族,特别是对25岁以上的啃老族很冷漠的。

 

根据一般人的常识,从大学或大专毕业的人一定要去公司上班,赚工资

 

而且日本人是比较认真谨慎的性格,大部分日本人非常讨厌而且蔑视年轻健康的人天天在家呆着什么也不做。

 

 

但是根据有些网站问卷调查的结果显示,日本啃老族之中很大比例的人不是不愿意上班劳动。

 

33%的人只是因为有病,受伤的原因暂时不能找工作而已。

11%的人是对自己的能力或知识没有自信,所以怀疑自己能不能找不到工作,能不能继续上班的。10%的人是在找工作的,可是他们找不到他们愿意做的工作。

就是超过50%的啃老族是想工作的。

 

 

为什么发生这样的情况呢?这是和日本社会【太重视同一性】问题有关的。

比如大部分日企找员工时,非常重视他们的学历,工作经验等经历。
他们最喜欢的是,从名牌大学毕业,毕业之后马上到大企业上班,连续在同一企业上班20年,像这样的人。

他们很不愿意雇用简历上有【伤疤】的人,比如退学,频繁辞职的人。即使有什么原因他们也不太管,反正不愿意找这样【没有同一性】的人。

这样的社会的性格对这些啃老族不是很宽容。因为大多数啃老族年轻人的经历不是很完美的。

所以很难找到条件好的工作,也很难得到工作经验的机会。

 

 

对现在的日本社会来说,年轻的劳动力是很宝贵的。年轻人创造支持未来的日本。

日本社会一定需要给这些啃老族的年轻人更多发展的机会,培养他们。

日本語訳

日本社会のニート

 

高齢化と少子化がますます深刻になるに伴い、人口と労働力が減少する日本社会において、若者の「啃老族」問題が早急に解決すべき社会問題となっている。

日本の啃老族はNot in Employment、Education or Trainingの頭文字を取ってニート(NEET)と呼ばれる。

日本の厚生労働省の定義によれば、ニートとは15~34歳で、仕事や教育、あるいは職業訓練の課程に所属していない者である。

 

 

日本のニートの問題は90年代に現れてきた。当時の総人数は50~60万人で、18年には総人数は71万人である。

この20年で総人数は大きく変化はしていないが、人口が減少する日本社会の中でニートの比率は高まり、現在では既に日本の総人口の2.5%を占めている。

 

 

このような状況下で、一般の人のニート、特に25歳以上のニートに対する視線は非常に冷たい。

一般の常識では、大学、あるいは短大を卒業した人は必ず会社に入って働き、お金を稼がなければならない。

 

しかも日本人は比較的まじめで勤勉な性格なので、多くの日本人は若くて健康な者が毎日家でぼんやりと何もせずにいることを嫌い、軽蔑する。

 

 

しかし、いくつかのインターネットのアンケートの結果によれば、日本のニートのうち多くの割合が働きたくない訳ではない。

33%の人は病気やケガが原因で一時的に仕事に就けないだけである。

11%の人は自分の能力や知識に自信が無く、自分が仕事を見つけられるのか、働き続けられるのかに不安を抱いている。

10%の人は仕事を探しているが、自身がやりたいと思える仕事を見つけられていない。

つまり、50%のニートは仕事がしたいと思っているのだ。

 

 

なぜこのような状況が起きているのか。これは日本社会の「同一性を重視する」問題と関係がある。

例えば、多くの日本企業は採用の際に、学歴や仕事の経験を非常に重視する。

 

彼らが一番好きなのは、有名大学を卒業し、すぐに大企業に入って働き、同じ企業で20年以上働き続ける。このような人材だ。

彼らは履歴書に「傷」がある人間を雇いたがらない。例えば、退学したり、頻繁に仕事を変えている人だ。

たとえどのような理由があっても彼らは考慮しない。とにかくこのような「同一性がない」人を雇いたがらない。

 

 

このような社会の性格はニートにとって寛容ではない。

なぜなら多くのニートの若者の経歴は完ぺきなものではないからだ。

そのため良い条件の仕事を探すのが難しく、仕事の経験を積む機会を得るのも難しい。

 

 

現在の日本社会にとって、若い労働力は貴重である。

若者は未来の日本を作り、支える。

 

日本社会はこのようなニートの若者により多くの成長の機会を与え、彼らを育てていく必要がある。